人のために活動を続けたスイス人医師ジュノーの活動を題材とした長編アニメーション作品。第二次大戦下のヨーロッパにおいて、物資の支援や捕虜の待遇改善など人道的な活動で弱者を支え、広島に原爆が落とされた際もGHQへ必死に訴えかけ、大量の医療物資を行わせるなど“無償の愛”を貫いた彼の活動が描かれている。文部科学省選定アニメとなっており、日本赤十字社からも推薦を受けている。 中学生の美依と優子は、修学旅行で広島平和記念公園を訪れる。そこで「マルセル・ジュノー博士」と刻まれた顕彰碑を見つける。何をした人なのか疑問に思っていると、ふたりは不思議な光に包まれ、意識だけ70年以上前のヨーロッパに飛ばされてしまい…。