戦国時代半ば。乱世において、それぞれの夢と愛、そして悲しみをテーマとして描かれた井上靖の同名小説を映像化したもの。同シリーズにおいて、戦国時代が舞台となる題材を扱うのは初めてである。 主演はシリーズお馴染みの里見浩太朗。今回は、かねてから里見が演じてみたかったという山本勘助を演じた。また、隻眼という異形の兵法者である勘助とは対照的な武田家中随一の美男の将と伝わる高坂昌信役も二役で演じた。主演俳優が同一の役を二人で演じるケースはあったが、一人の俳優が二役を演じるのはシリーズ中本作が唯一である。 また、勘助の主君・武田信玄には舘ひろし。舘はヒロインである側室・諏訪の姫(由布姫)を演じた古手川祐子とは1979年のTVドラマ『西部警察』で共演済みであった。 その他の配役は、信玄の宿敵・上杉謙信役に高嶋政宏、武田義信役には里見の長男である佐野圭亮、川中島の決戦...
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