デジタル化を進歩と呼ぶのと同時に失われる何かと真摯に向き合うドキュメンタリー作品。他のジャンル同様、デジタル化の波に覆われる写真の世界。それが表現の多様性ではなく、フィルム(銀塩)の駆逐へと向かう現状は、写真の未来を狭めてしまうとの危惧をもつ写真家の問題提起ともいうべき「ゼラチンシルバーセッション」のトークを軸に、暗室作業のプロセスなど写真の可能性への試みが、様々な角度からドキュメントされる。出演する写真家は、笠井爾示、操上和美、小林紀晴、小林伸一郎、鋤田正義、瀧本幹也、泊昭雄、M.HASUI、平間至、広川泰士、藤井保、本城直季、三好耕三、若木信吾、井津健郎。上田義彦、菅原一剛、蜷川実花(声の出演)。79分。
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