大野一雄は60年代末から70年代にかけて、16ミリ映画を3部自主製作している。 また、94年から始めた、大野一雄全作品上演計画は、ベータカムカメラで収録してきた。 一方、NHKは85年の「死海」初演より、芸術劇場や報道番組でたびたび取り上げてきている。研究所とNHKの所有する100時間を超える映像資源に加えて、ダニエル・シュミットから贈られたフィルム、2000年10月末の新撮16ミリ素材などから、110分のビデオ/DVDを編集した。 だから、踊りだけでなく、インタビューや手書きの舞踏譜の映像もはいっている。そういう全部が大野一雄にあっては踊りの世界そのものである。ナマの代わりに映像を見るのではなく、ナマでは絶対に見られないものが映像だから見られる。残像まで掬い取って見届けたい。何となく見て終わりじゃない。同時代に生きる特権として、なんとしても伝えたい...
影视行业信息《免责声明》I 违法和不良信息举报电话:4006018900