清水豊松(フランキー)は高知の漁港町で、理髪店を開業していた。家族は、女房の房江(新珠)と一人息子の健一(菅野)の3人家族である。 戦争が徐々に激しさを加え、豊松にも遂に赤紙が来た。彼はその前夜に、地元の民謡「よさこい節」を歌って出征して行った。 戦場でのある日、撃墜されたB29の搭乗員が、大北山山中にパラシュートで降下した。 その扱いを参謀(平田)に問われて、「搭乗員を逮捕、適当に処分せよ」との矢野軍司令官(藤田)の命令が、尾上大隊(及川)に伝達された。そして、豊松の属する日高中隊が直ちに行動を開始した。 発見された米兵は1名が死亡し、他の2名も虫の息だった。日高大尉(南原)は処分を足立小隊長(藤原)に命令した。 さらに、命令は木村軍曹(稻葉)の率いる立石上等兵(小池)に伝えられた。 そして、立石が選び出したのは、豊松と滝田(佐田)の2名の兵士だっ...
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