江戸時代の文豪・滝沢馬琴の長編小説の映画化の第五部作品の完結篇。シリーズのクライマックスにふさわしく、八犬士総出で里見家宿世の妖気を根絶する戦い、そして感動のエンディングには、『これぞ冒険娯楽時代劇』といった感がある。館山城主となった倭奸綱乾左母二郎が里見家の息女浜路姫をめぐり、八犬士の活躍の前に屈服するという、武勇正義の入り乱れた娯楽大作時代劇。
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